奈良県看護協会から「みんなで話そう―看護の出前授業」という依頼を受け、令和5年11月14日（火）奈良市立伏見中学校に行ってきました。
伏見中学校では、1年生のキャリア教育の一環として「本物に学ぶ」10講座のうちの一つに看護師の仕事を挙げられました。看護師の仕事や看護師になるための進路について、命の大切さについてのお話、そして聴診器や血圧測定などの実習してもらいたいとのことでした。

会議室で待機していると、担当の生徒さん2人が恥ずかしそうに、お迎えに来てくれました。
司会の生徒さんの進行で、生徒さん、そして私たちも自己紹介を行い、その後「本物に学ぶ　看護師の仕事について」の授業（講義）を行いました。
「看護師の仕事について」「緩和ケア認定看護師の役割について」「看護師ってどうやったらなれるの？」と題して、3人が交代に授業を担当しました。

「緩和ケア認定看護師の役割」の講義では、事例をいくつかあげ「命の大切さ」「生きる」ことについてお話ししました。生徒のみなさんは、真剣な眼差しで、しっかり話を聴いてくれました。

講義の時は、みんな静かで控えめな様子でしたが、実習の時間では講義の時とは打って変わってみんな興味津々‼

聴診器を使って心臓の音を聞き「鳴ってる～！」と目を輝かせている生徒さんの姿がとてもかわいく、印象的でした。

最後に、質問コーナーも設けて、生徒の皆さんからの質問をお受けし、授業は終了となりました。

授業後、校長先生から「本物に触れ、生徒たちはいもと違って目をキラキラ輝かせていました」とおっしゃってくださいました。
私達もとても貴重な経験をさせていただきました。
この授業をきっかけに、「看護師になりたい」って思って頂けると嬉しいな～(^^)