新人教育、2年目以降の教育についても
様々な教育・研修制度を設けてスキルアップできるよう支援しています。
ラダー制度を導入していて、個々に合わせた教育を行っています。
済生会奈良病院の看護部理念をもとに、看護部職員一人ひとりが、自分の目標を明確にし、やりがいと達成感を味わうとともに専門職業人としての段階的な成長を目指しています。
クリニカルラダーのレベルⅠ~Ⅴについて到達目標と評価基準を定め、院内教育(集合教育とOJT)・院外教育(看護協会主催と済生会本部主催等)・配信研修(学研ナーシングサポート)により多様な教育ニーズに対応する充実した教育環境を整えています。
キャリア支援においては、目標管理制度により、個人のやりたい看護やありたい姿(Will)を大切にし、看護部の目標達成に向け個人の強みを活かし(Can)、臨床実践や役割発揮において求められる能力(Must)を養成することで、一人一人に応じたキャリアを支援しています。
クリニカルラダーとは、看護師のキャリアを段階別にした指標であり、技術の習熟度や実践能力に基づいて支援していく仕組みのことです。自分のラダーレベルでは、どのような知識や技術、態度が求められているのかが示されており、この仕組みを利用して自分の目指す姿に向かって目標が立ちます。
済生会看護の理念である「すべての人々の尊厳を重んじる」に基づき、特に看護実践能力の「意思決定を支える力」については、力点を置き倫理観の醸成から実践力の育成までを盛り込んだ内容となっています。
看護の核となる4つの看護実践能力
看護の質管理に必要な3つの能力
済生会奈良病院は新人看護職員研修ガイドラインを基に、「新人看護師が育つ」教育環境を作っています。新人看護師が1年間で習得してほしい看護技術・知識の研修を教育委員会主催の集合教育に組み込んでいます。
現場教育では実地指導者が中心となり、OJT年間計画表に沿って新人看護師一人ひとりに合わせた教育展開を行っています。
また、新人看護師のメンタルサポートとしてプリセプター制度を取り入れています。
新人研修では、4月上旬での集中的な研修で実際の現場で必要な知識・技術の習得ができるようになっています。
ローテーション研修を取り入れており、所属部署では経験や見学できないことを学ぶのと同時に他部門との連携を知ることを目的にしています。
看護師として必要な基本姿勢と態度・管理的側面についての到達度チェックリスト、看護技術到達度チェックリスト、一人前の看護師になるために年3回チェックしています。
院内研修 ・ケーススタディー・プリセプター研修・リーダーシップ研修Ⅱ(デイリーダー)
臨床推論Ⅱ・高齢者のエンドオブライフケア研修Ⅱ ・ローテーション研修
院外研修・BLS・ACLSプロバイダーコース ・奈良県看護学会参加・認知症看護に関する研修
学研ナーシングサポート
院内研修・看護研究・リーダーシップⅢ(チームリーダー)・臨床推論Ⅲ・高齢者のエンドオブライフケア研修Ⅲ
院外研修:BLS・ACLSプロバイダーコース ・奈良県看護学会参加・認知症看護に関する研修・重症度・医療・看護必要度評価者院内指導者研修 ・エンドオブ・ライフケアにおける家族看護
学研ナーシングサポ―ト
院内研修・リーダーシップ研修Ⅳ(部署)・高齢者のエンドオブライフケア研修Ⅳ ・がん化学療法看護研修Ⅳ・実習指導者伝達研修・プラチナナース対応研修(各部署)
院外研修・アドバンマネジメント研修Ⅱ・Ⅲ ・奈良県看護学会参加・実習指導者講習会・実地指導者研修会・重症度・医療・看護必要度評価者院内指導者
学研ナーシングサポート
院内研修・看護管理者研修・クリニカルラダーを用いた目標管理を実践し看護師個々のキャリ開発を支援するための能力向上を狙った研修・院外研修・アドバンスマネジメント研修Ⅳ・新人看護師教育担当者・責任者研修・認定看護師フォローアップ研修・ファーストレベル・ELNEC研修会 ・学研ナーシングサポート
当看護部では、充実した教育制度を設けており、
ひとりひとりにあったキャリアに進むことができます。
また、多様な働き方を進んで取り入れております。
ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください!