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看護部からのお知らせ

奈良市立明治小学校4年生の児童に「命の授業」の講師をさせていただきました

済生会奈良病院の看護師3名が、奈良県看護協会からの依頼を受けて、奈良市立明治小学校4年生の児童に「命の授業」の講師をさせていただきました。

金田明子

今回、小学4年生にからだの成長と男女のからだの違いについて、ゲストティーチャーとして講師をした小谷さんに同行させてもらいました。
からだの成長について、大人でも少し恥ずかしいなと思う内容でしたが、恥ずかしいなと思った時には「へーなるほど」と声を出すという約束で始まった授業は意外にもスムーズで、子供たちも真剣に話を聞いてくれていました。
聴診器に興味津々で、脈を測り、聴診器で心音を聞いた時は「わかった!」「聞こえた!」と目を輝かせていたのが印象的でした。
看護師の仕事の紹介の後、1人の女の子が私の所へ来て「おじいちゃんが済生会で亡くなった。
看護師さんがすごく優しかった、ありがとうございました」と伝えに来てくれました。
辛い思いをしたのに、ありがとうと言いに来てくれて本当にうれしかったし、看護師のように人を助けるような人になりたい、と感想を書いてくれた子もいて、こちらが感動と元気をもらった貴重な時間でした。

小谷沙代

10月のある日「いのちの授業」の依頼があるけどどう?と上司からの声掛けがありました。2人に1人が“がん”に罹患し、男性では4人に1人、女性では6人に1人が“がん”で死亡する現在、がん化学療法看護認定看護師である私は、子供たちに命の大切さを伝えたいと思い「行きまーす」と即答しました。
授業では、思春期に起こる体や心の変化、プラーベートゾーン、性の多様性、相談場所などをそのままの言葉で伝えました。

恥ずかしくなった時の「へぇ、なるほど!パネル」や「〇×クイズ」など少しでも興味を持ってもらえるようにし、自分の脈拍測定や聴診器を使っての心音聴取体験をしてもらいました。

最後に💛の画用紙に心拍数と感想を記入してもらい、いのちの輪を作ることができました。

後日学校から、いのちを大事にしたい、精子と卵子ってすごい、友達を大事にしたい、看護師や医師になりたいといった手紙をいただき、その言葉に感動してしまいました。

皆さんも是非、出前授業に行ってみてください。

古川優子

子供たちに命の大切さを知ってもらうためには、私たち看護師にはどんなことが求められているのだろうかと、小学校へ事前の打ち合わせに行きました。先生方がおっしゃったのは「性教育を・・」ということでした。
性についての本を読みあさり、婦人科の医師にも相談し医師からは、子供たちがプライベートゾーンを理解し自分の体をまず大切にすることは重要だよとアドバイスを頂きました。

とにかく知れば知るほど性は深いと感じ、私たちは、まずは近くにいるお友達を大切にしてほしいと思い、性のこと、プライベートゾーンのこと、看護師の仕事のことを伝えました。

子供たちからは「命の大切さがわかりました。」「大人になりたくないな。ずっと子供がいいな。」「看護師さんカッコいい」「人をいっぱい助けてください」「看護師さんの仕事はたくさんあるんだなー。大変だなー。」と素直な感想。そんな子供たちから、たくさんエネルギーをもらい看護師としてやってきてよかったな―という貴重な体験をさせて頂きました。

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