今年度は、
回復期リハビリテーション病棟から
「回復期リハビリテーション病棟における転倒の安全対策についての取り組み」、
皮膚排泄ケア認定看護師から
「褥瘡発生における当院の現状分析~褥瘡予防を行っている患者の発生要因についての検討」、
看護研究委員会からは
「当院における過去10年間に実施した看護研究の分析」
と3題の発表がありました。
看護研究の現状分析では、奈良病院の看護の歴史を辿る機会となりました。
時代の変化と共に、社会背景や看護体制が変化する中で、10年前も今と変わらず「患者さんを思い、患者さんにとって一番良い看護を提供したい」と日々看護について考え、そして現代へと繋がっている過程を学びました。
済生会奈良看護を誇りに思います。
そして、若いナース達がケーススタディに取り組みました。
「排泄自立への援助」、「おむつが与える影響から倫理を考える」、「高齢者患者の『家へ帰りたい』気持ちを支える看護」、終末期がん患者さんが、家族と過ごす時間を大切にしているその思いに添えるよう、「頓用剤使用を検討」した事例など、奈良病院の「看護の心」を垣間見ることのできる発表でした。
また、外部講師に加え、副院長、事務長、事務次長、医師の参加があり、熱心に聞いて下さいました。
私たちの「看護の心」を知ってもらう機会と貴重な経験の場となったことに感謝しています。
news 看護部からのお知らせ
当看護部では、充実した教育制度を設けており、
ひとりひとりにあったキャリアに進むことができます。
また、多様な働き方を進んで取り入れております。
ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください!